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WEBとかビジネス時々育児

広告収益には頼らない!?急成長中の「NewsPicks」の成功の秘訣とこれからを分析

はやりのWEBメディアやサービス、アプリの

ビジネスモデルや成功へのポイントを分析する本コーナー。

今回の分析対象は2013年9月に公開のニュースアプリ「NewsPicks」。
2014年6月現在もさらにユーザー数を伸ばしつぐけているようです。

どんなサービスなのか?

公式サイトにも記載のある通り、ニュースピックスは経済情報に特化したニュース共有サービス。
以下サービスローンチ時のリリースの引用です。

「NewsPicks(ニューズピックス)」は、国内外の 30 を超えるメディア各社が提供する経済ニュースを集約し、ユーザーが気になる経済ニュースを意見と共に他ユーザーと共有できるサービスです。 本サービスは以下 2 つの大きな特徴を有しています。

① 経済各紙をワンストップで閲覧
東洋経済オンライン、ダイヤモンド・オンライン、ロイター、現代ビジネス、IBTimes 日本版、 ギズモード、ライフハッカー等、 国内外の 30 を超えるメディア様のご協力の元、News Picks 上で
様々な経済ニュースをワンストップで閲覧する事が可能となります。

② 業界の専門家、友人等によるキュレーション
News Picks のユーザーは、業界の専門家や友人をフォローする事で、彼らが「PICK」(キュレーション)するおススメ記事から構成される、ユーザー独自の経済紙面を作成することができます。専門家は、
弊社に所属するセクターアナリストの他、実業界で活躍する事業家、大学教授、ジャーナリストなどに参加頂く予定です。
また、専門家や友人の他に、特定のテーマ(例:M&Aベンチャー等)毎に関連するニュースを自動で収集するロボットもフォローすることで、より網羅性、速報性の高いニュースも取得できます。

アプリを使ってみるとわかるが好きなテーマとフォローする人を選ぶだけで自分専用の紙面(タイムライン)が出来上がり。非常に便利で使いやすいUIです。

サービスの特徴

・著名人が数多く参加している

記事をキュレーションしている人を見てもホリエモンドワンゴの夏目さんなど業界有名人が多い。
この類のサービスはどれだけDAUを増やすことが出来るかがポイントだと思うが、
その中に占める著名人・有識者の割合が非常に多い。


・もはやコメントがメイン

また、個人的にはニュースピックスの一番の特徴だと思っているのが、
「皆のニュースに対するコメントが充実している」ことである。

世間一般が知りたいのはニュースの中身よりも世間のニュースに対する反応。

といったところだろうか。

IT系のニュースであればホリエモンを始めとしたネット業界の有識者などが
それに対し各種コメントを寄せている。ゆーざーとしてはその意見を参考に自分の
スタンスを形成することが出来て非常にありがたい。


ビジネスモデル

ビジネスモデルは下記の通り。

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※1 メディアからすればNewsPicksは自社サイト流入のきっかけになる強いチャネルなのでコンテンツの提供費用は発生していないor格安?(筆者推測です。)
※2 有料コンテンツについても上記と同じ理由で割安なのではと予想します。

 

その他多くのメディアと異なり彼らは広告収益に依存した収益体制を嫌っています。

→詳しくはこちらのインタビュー記事にゆずります。
(アプリマーケティング研究所)

  1. 2014年2月から始めている月間1500円の有料会員
  2. 今後予定をしているネイティブアド

の2つを収益の柱にしていく予定とのこと。


プロモーション

ニュースピックスが行ったプロモーションは主に下記の2つです。

1.識者に対する個別アプローチ

サービスの特徴でも述べた通り本サービスの特徴は
有識者によるキュレーションです。
そのためどれだけ多くの識者に参加してもらえるかがサービス成功のポイントです。

代表の梅田氏いわくサービスリリース時に
インフルエンサー一人ひとりにアプローチしていったそうです。
面識がなかった人に対してもメールでアプローチしていったそうです。すごいですね、、。

そもそも本サービスを提供している株式会社ユーザベースは
法人向けに企業情報を提供する「SPEEDA」で認知されていましたからそういった意味では完全にゼロからのスタートアップ企業とは状況が違ったかもしれません。


2.東洋経済にブランドコンテンツを出稿

↓この記事ですね。

メディアの民主化が加速する | ブランドコンテンツ | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 

見込みターゲット層を多く抱えるメディアなので功を奏したようです。
これきっかけでメットメディアなどに広く露出していったとか。

みなみに東洋経済の媒体資料(PDF)を見るとブランドコンテンツは200万円から、ということです。記事提供関係がありましたからもう少し抑えた価格で出稿してもらえたかもしれませんね。

グロースハック

グロースで実施したことでいうと
当初記事のタイトルと画像だけしか表示していなかったタイムラインに記事に対するコメントを1つ表示させるようにしたそうです。

それでアクティブユーザー率が上昇したのだとか。
ニュース記事に対するコメントを重要視しているスタンスが明示できたという点でもよいグロースです。

成功への鍵

これは上記のインタビュー記事で代表の梅田氏が発言している内容ですが、PV市場主義を脱しコンテンツで勝負するのであればやはりお金を払う価値のあるコンテンツ編集力があきらかに重要。

氏いわくニュースピックスでもオリジナルの記事を作成していくとのことだが、取り急ぎは既存ニュースメディア等とのwin-win関係を強化することがポイントではないでしょうか。